
こんにちは。「お腹が出たのでパパ頑張るブログ」の管理人、たるぅ〜です。
今回のテーマは「モチベーションより環境が大事」というお話です。
僕は30代後半のパパで、家事・育児・仕事に追われながら、健康のためにゆるく筋トレを続けています。でも、正直モチベーションは日によってバラバラ…。
そんな僕でも、続けられるようになったきっかけがあります。
それが今回紹介する本、
『複利で伸びる1つの習慣(ジェームズ・クリア著)』に出てくる考え方
「モチベーションを過大評価せず、環境を整える」ことでした。
習慣は“きっかけ”で決まる
本の中にこんな一文があります。
「どの習慣もきっかけによって始まる。私たちは目立つきっかけに気が付きやすい。」
これはつまり、「人は自分の意志で行動しているようで、実は環境の影響を強く受けている」ということ。
例えば、家に帰ってソファに座ると、なんとなくスマホをいじってしまう。
これも“ソファ=リラックス=スマホ”という無意識のルーティンができているからなんです。
僕がやっている“環境を使った工夫”
僕は、トレーニングの習慣化のためにある工夫をしています。
それは、洗面所の前にカレンダーを貼っておくこと。
朝と夜に必ず歯磨きをする場所なので、必ず目に入るんです。
そこに、トレーニングをした日は〇をつける。
最初は「たった5分の腕立てだけでもやったら〇でOK」としていましたが、
続けているうちに、「今日〇ついてないな…ちょっとだけやるか」と思えるようになりました。
すると不思議なことに、〇の連続が途切れるのが嫌になり、
結果として“継続”に繋がっていったんです。
時間がない時は本当に5回で終わることもあります。
やる気は「後からついてくる」
あともう一つ、これは僕の実感として強く言いたいのですが、
「やる気が出てからやる」じゃ遅いということ。
誰の言葉か忘れてしまいましたが、
「やる気なんてそもそもない。やってから初めてやる気が出てくるんだ」
というフレーズが、実際に身に沁みています。
僕も、やる気が出ない日に「とりあえずスクワット5回だけ」と決めてやると、
不思議なことに「あれ、もうちょっといけそう」と思えて、数セットできてしまうことがあります。
だから最近は、「やる気なんてない」って割り切って、とりあえず動くことにしています。
行動が先。やる気は後からくる。これは大きな気づきでした。
悪い習慣も、環境で変えられる
逆に、やめたい習慣も環境で変えられます。
例えば、間食。
僕は子どもたちが残したお菓子がテーブルに出しっぱなしになっていると、つい食べてしまっていました。
でも、それを見えない場所にしまうようにしたら、
空腹でもない限り、手を伸ばすことが減ったんです。
見える=やってしまう、
見えない=意識から外れるという法則、これは本当に効果あります。
モチベーションに頼らず、環境を整えよう
この本を読んで、僕は「やる気が続かないのは自分のせい」じゃないと思えるようになりました。
「習慣を変えるには、自分の意志よりも環境の方が大切。」
だから無理せず、自分が“やれるようになる仕組み”を整えてあげる。
これが、長く続けるコツだと感じています。
最後にひとこと
僕はまだまだ筋トレ初心者で、理想の体には遠いですが、
少しずつ、でも確実に“健康的な習慣”が積み上がっている実感があります。
もし今、「何か始めたいけど続けられない」と感じている人がいたら、
まずは環境づくりから始めてみてください。
そして、この本『複利で伸びる1つの習慣』をぜひ手に取ってみてください。
小さな行動が、未来の大きな変化につながるヒントが、きっと見つかります。
紹介した本
『複利で伸びる1つの習慣』ジェームズ・クリア著(パンローリング 株式会社)
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